*参加者:25名
*報告の要旨
- 財団から、「第1回みんなでつくるプロジェクト」と「世話人会」を受けて、みんなで確認したいこととして話があった。
- その後、参加者が数人ずつのグループに分かれて、財団からの話を受けて、意見交換を行った。
- グループごとに意見交換や質疑応答を全員で情報共有した。
*これまでの経過報告
- みんなでつくるプロジェックトを一時中断し、個人を含めて22団体と個別ミーティングを行った。
- そこで理念、目的について皆さんの意見をお伺いした。それを基に、現在の案をまとめた。
- 色々な意見があるかと思う。まだ固まっていない状況である。
- 前回の世話人会でも色々な意見が出た。更に議論をしていきたい。
- 理念では、障がいという言葉を入れずに、社会の壁、心の壁と表記した。
- なんの為の施設かわかりやすいように、目的を作成した。
- 色々な人が新しい施設を利用してもらいたいという気持ちがある。
- 理念では、排他的という言葉がひっかかるかもしれないという意見がでた為、案2を作成した。
- なんの為の施設かわかりやすいように、目的を作成した。
- 案2では、「さまざまな活動」とする事により、交流活動が薄まる可能性がある。
*意見交換
- 誰もが繋がるというのはよく使われる言葉だが弱い、排他的でないというのは良いのでは
- 目的の案2、「だれもがつながる場所」というのは少ししんどいのでは
- 排他的でない社会は、ひっかかる部分もある。
- 理念は、ある物事の、こうあるべきだという物、理想的な概念らしい。
- 排他的は必ずしもそうではない、誰もがつながる場の方がよいのではないか
- 理念の案2を認め合い、助け合う社会にしてはどうか。
- 理念と目的は重複しているように感じる。キャッチコピーのようなものにしてひとつにまとめてはどうか。
- 「排他的」をインクルーシブ「誰もがつながる」を誰もが認め合うにしては
- 理念や目的は運営側の物か、利用者側のものか?→憲法のような物。運営にもあてはまる。利用者にもあてはまる。考えの基になる物。
- 理念は利用者に共感してもらう必要がある。これを基に運営していく事になると思う。
- 運営していく上での指針なのではないか。
- 施設の名前を決める時や理念を説明する時に、障がいのある方や児童に対して、排他的でないという言葉よりも、反対語である協調などの言葉にしては。
- 私たちぬきに私たちの事を決めないで下さいという言葉があるので、当事者の意見を参考にしてほしい。
- 理念や目的は今後施設を運営していく上で常に原点の文章になる。
- 利用者、施設、運営する法人誰しもにとって根本になる。わかりやすい言葉にする事は大事。
- 障がいの害という字に抵抗がある人がいる様に、排他的という言葉にひっかかる人は出てくると思う。
- 目的案2の方がわかりやすいのでは。
- 排他的は個人的に好きではないので、理念案2の方がよい。
- 誰もがつながる社会になれば最終的に目標がクリアになるのではないか。
- 理念 キーワードとして多様性という言葉が必要なのでは。多様性を認めて、インクルーシブという言葉を入れては。
- 障害者の当事者でよくこころという言葉をつかいます。こころというワードをいれてみては。
- 理念「社会の壁、心の壁を取り除くため」は目的が達成されたら必要なくなるのでは。
- 理念を説明する時に、多様性やインクルーシブ等の言葉は説明を求められても説明できない。
- 元々壁を感じない障がい者に対して、逆に壁があるという事を感じさせてしまうのでは。
- バリアフリーという言葉を使用しては。目的にもリンクするのでは。
- 岡本→なるほどという意見が多く、余計に決めにくくなった。(笑)
- 今決めなくても、今後いろんな議論が出る中で熟成していくのでは。今後も議論を続けていきたい。
*みんなでつくる施設の「たたき台案」について(村上より) ※前回資料参照
- 前提として、仮案である為、まったく違う形になるかもしれないし、
- 階数やその他も変更する可能性は大いにあることにご了承いただきたい。
- あくまでも、イメージ・シュミレーションするために、作成したものと考えて、資料を確認してください。
- 新施設について、15mの高さ制限あり、3階まで(屋上)
- 地上に駐車場、その上に体育館を想定している。テニスコートは屋上(1面)
- めふプラザ、もう一つどこか作業所が入る予定。
*意見交換
- フレミラの駐車場と共有か?→その予定。53台駐車可能予定。満車の対策は運営等含めて検討の余地有。
- 兵庫県はフットサルチーム数が日本一。コートを広くとれば、その需要にこたえられるのでは?
- バスケコートより広くので、コートの向きを変えて横向きにすれば、可能になるのでは。
- 図書館を設置しては。一般的な静かな図書館ではなく、賑やかな図書館、バリアフリーな図書館があれば。
- デンマークでは賑やかな車両と静かな車両もある。
*設計について(岡本)
- 指名競争入札と一般競争入札があるが、指名だと一番安い所に任せる事になる。手を抜いた工事にはしてほしくないので、一般競争入札で行う。
- 今から作業を始めていくが時間がとられるので、設計事務所を選ぶ為に時間がかかる事をお詫びする。
- 施工会社はまた別に入札を行う。
*全体概要をまとめる「全体作業部会」
- 様々な要望、イメージを案として形にしていく事務的な作業を進めていきたい。
- たたき台としての案を制作し、会を運営していきたい。10人程度を想定。
- スポーツ、文化、交流、相談機能、めふプラザ、めふプラザ以外の作業所のメンバーを想定している。
- 松本、志方、榎本、伴野か高瀬、岡本、熊渕、村上が参加希望をだしている。
- 参加希望者は、最後に私(村上)に声かけしてほしい。
- 運営が偏りすぎないように調整をさせてもらいたい。世話人会が、今後作業部会になっていくイメージ。
- 週1回、もしくは2週間に1回の会合を行う予定
- ⇒補足。もともと、世話人会が全体会の議題等を検討する立ち位置となっていたが、人数が多くなり、動きがとりにくくなってしまった。なるべく人数を決めて、議題の検討や進行など事務的な手続きを行うためにも部会を作成したいとおもっている。また、この作業部会に参加して頂けるのは、全体として考えられる方とさせていただきたい。
- 参加者全員が熱意あり参加いただいており、ご参加希望いただくことは大変うれしい。もちろんお気持ちを無下にするわけではなく、進行や議題抽出などの為に、ある程度選定させていただくことになると思うので、ご了承いただきたい。
*たたき台の案
岡本→なかなかすすまない印象はあるかもしれないが、今後具体的な話がすすんでいくと思うので、宜しくお願いします。