日時:10月8日(日)15:30~17:00
場所:ぷらざこむ1
1,設計事務所募集開始についての報告
設計事務所選定のための9月11日(月)に公募を行い、10月10日(火)締め切りました。
今後は一次審査、二次審査を経て、12月初旬をめどに決定する予定です。
2, 施設の名称、理念・役割・趣旨についての報告
- 施設の名称
あるがまま交流活動センター「あるでこむ」(仮称) - 施設の理念
「お互いの人格を尊重し、共に生き、あるがままを認め合う社会を目指す。」 - 施設の役割
a, あるがままを認め合い、人と人のつながりをつくる場
b, スポーツ活動、文化活動、交流活動を通じ、私たち(利用者)のあるがままの力を発揮できる場
c, 宝塚福祉コミュニティプラザ内各施設のつながりができる場
d, 働くよろこび、生きるよろこびを追求する場
e, 施設の運営を私たち(利用者)自身で行う場 - 施設の趣旨
社会の障壁により、生きづらさを感じている障がい者等は社会の中で孤立し、それ故に自分らしさを発揮できない傾向にある。そこで、自分らしく生きることを目指し、障がい者同士が交流し、それぞれの個性に応じた活動を行い、自身の持つあるがままの力に気づくことで、生きる力を積み重ねていくことが大切である。
また、障がい者に馴染みのない一般の人々が、知らないが故に誤解や偏見が生じるのは、彼らが無関心であるからではなく、知る機会がなかった「未関心」であることが多い。
そこで、地域の人々に障がい者について知ってもらい,触れてもらい,交流する場を持つことが大切だと考えた。しかし,いきなり障がい者について知ってください,その場を設けましたと,標語のように伝えても,集まってくる人々は,「未関心」な人ではなく,既に関心を持ったわずかな人々となる。そのため,まずは地域の人々が関心を示す場を設け,例えばそこに働く人々が障がい者である,といった自然な流れで障がい者と接する機会を創造することが大事になる。
本施設では,障がい者が活動し,交流を深める場であると同時に,地域の人々が足を運び,本施設で働く障がい者と接すること,大きくはこの2つの自然な交流を図る場を求めている。
前者は、本施設全体が障がい者が活動する場となるが,後者については,未関心の人たちを引きつける魅力的な仕掛けを作る必要がある。この魅力的な仕掛を創ることは本施設の大きな責務の一つである。
- 運営について以下の体制を考えています。
a, 運営を担う法人を設立する。
b, 当事者(利用者)による運営委員会を設ける。(運営の監査機能)
c, 業務委託の検討(フィットネス等) - 一般市民への開放について
a, 相互の交流を深めるため
b, 運営に充てる収入源としての利用料収入
c, 利用料等、障害者が利用しやすい環境を整える。
- 以下の4分科会を設置します。
【文 化】 音楽や娯楽など文化関連施設に関する検討
【交 流】 利用者の交流のためのコミュニティ広場を検討
【貸店舗・事業所】ショップや作業所など賃貸に関しての検討
- 分科会のリーダーは作業部会に出席してもらい、各分科会どうしの調整は作業部会で行います。
- プロジェクトに参加されている皆さんは、何れかの分科会に参加ください。
- 分科会では施設の詳細を話し合いますが、次の事にも十分な配慮が必要です。
a, 施設の理念、役割に添った内容になるように考えます。
b, 収支バランスが保てるよう経費についても考えます。
c, 全体との調和が保てるように他の分科会とも調整をします。
- ご希望の分科会についてアンケートにてお答えください。
- アンケート用紙はメールで送っていますが、なければ下記アドレスへ請求下さい。
- 下記宛先までメール又はFaxにてご回答ください。
- なお、特定の分科会に希望が集中した場合は、他の分科会へ移っていただく場合があります。
- 次回の全体会議からは分科会をスタートさせる予定です。
みんプロのメール minpro@plazacom.org
FAX番号 0797-83-1701